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TBS『こうのとりのゆりかご』を見て

平成25年度芸術祭参加 テレビ未来遺産 ドラマ特別企画

『こうのとりのゆりかご〜「赤ちゃんポスト」の6年間と救われた92の命の未来〜』(TBSテレビ)を、昨夜見ました。

 

舞台となる慈恵病院看護部長の田尻由貴子さんが、相次ぐ嬰児遺棄事件に心を痛め、理事長らとともにゼロから「こうのとりのゆりかご」を作り上げる力強さ、批判が相次ぐなかで折れずに突き進み、すべての女性と赤ちゃんに寄り添って行く優しさ、本当に感銘を受けました。

 

生まれてくるどんな赤ちゃんの命にも罪は無い。

事情があって育てられない赤ちゃんの命を守り、その赤ちゃんの一番の幸せをお母さんと一緒に考える。

女性に寄り添い、受容していく慈恵病院のあり方に釘付けになっていました。

 

少子化の日本です。

でも、一週間に一人の割合で、虐待によって子どもの命が亡くなっている日本でもある。その事実を知れば尚更のこと、一つ一つのいのちを大切に、未来へ輝かせていく為に私たち大人が出来る事、改めてしっかり考えていきたいと思います。

来月は、行政主催の少子化フォーラムにて、また皆さんと命を見つめていきたいと思います。