今年は降雪量が例年の5倍!という異常気象の中、無事に札幌市内10区児童会館で親子向けイベントを終了することができました。
沢山の親子にご参加いただきまして、本当にありがとうございました。
また、コーディネーターとしてずっと最初から最後までご一緒くださいました小笠原さん!
そして百瀬さん、福田さん、札幌市子ども課の皆さま。
とにかくとにかく、感謝の一念です。ありがとうございました。
今日、ラストでお伺いしたのは、手稲区星置児童会館。
すごい悪天候の中で、なんと!ご遠方から参加くださった親子もいらっしゃいました。ありがとうございました。
今回の市内10区児童会館で開催したイベントでは、本当に沢山の親子にお会いすることができました。
そして、その中でも、私が出会った忘れられない親子がいます。
その方は以前も、私の授業を一度聞いてくださっていた方なのですが、
「我が子が生まれてから小学校低学年になるまで、ず〜っと抱っこをせがみ、抱っこするのもどうしても私じゃなきゃダメで・・本当に辛かった」と、ボロボロ泣かれていました。
そして今回、このイベントを知り、その息子さんと親子でのご参加。
今度は、息子さんが会場でボロボロ泣くのです。
お話を聞いて、映像を見て、
「僕は、お母さんにいっぱい抱っこされたから嬉しい〜」って、泣くんです。
小学校3年生の男の子が、とても嬉しそうにしているのです。
『自分はいっぱい愛された』ことへの嬉しさがいっぱいで、
他の子ども達は誰も泣いていない中で、嬉しくて、嬉しくて・・泣いていました。
性の感性、いのちの感性、とても高い男子がそこにいました。
愛された子は他人も愛せる。だからこそ、優しい子に育つのですね。
他人を愛せる子は、これからの未来をしっかりと温めてくれる大人になる。
子ども達は、本当に”未来”そのものと感じさせられました。
この親子に、私も心を温めていただきつつ…
自己肯定感を高める試みが有効であることを、また、こうした出会いによって心底感じさせていただきながら一歩ずつ活動して行きたいと思います。