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札幌市立上野幌西小学校<2>

前回、このブログにてご紹介させて頂きました小学校でのお話です。私の授業をフルに有効活用いただいた授業の様子について、少しお話させて頂きたいと思います。

 

今回は、1組、2組合同授業にて、約60名程の生徒とその保護者が一緒になって授業を聞いていただきました。

そしてその後に子ども達は帰宅し、保護者のみの説明会を続けて1時間。

そこでは、子ども達を取り巻く社会の現状を話し、こうした教育がなぜ今必要なのかについてお話させていただきました。

 

今回、担任の先生(写真左:風間ゆり彩先生/写真右:近藤夕紀子先生)は学年便りにて、なぜこの講座を開催することになったかの経緯と、この講座を子ども達が受けた後に、家庭で質問を受けても困らない様にとQ&Aの資料を計15枚も用意して配布してくださいました。

細やかな準備に大変驚かされましたが、資料の選定もかなりポイントをついたもので、かなり相乗効果があったのではないかと思っています。

 

結果として、保護者参加率も高く、保護者満足度の高い授業を先生方は実現させていらっしゃいました。

 

そして、もう一つ。

今回は子ども達より、授業の御礼にと、古切手をプレゼントしていただきました♪

先生のお計らいにより、使用済み切手収集で母子支援が出来るということも、子ども達に知ってもらうきっかけにもなりました。

 

世界を知って、日本を知って、自分たちの住む地域を知る。

これから先もいのちの学びを深めて行く上では、すごく大切なポイントだと思います。

 

※発展途上国での妊娠出産がとても大変なことであることも、

知ってもらうきっかけとなりました。

(妊娠や出産が原因で命を落とす妊産婦や女性が1日に約1,000人)

 

10歳のタイミングで、ここまでのことを親子で体感してもらうことができれば、思春期以降は、親も、子も、随分楽になるはず!と私は思っています。

 

それにしても、なぜ、こんなにしっかりと伝える事ができたのか・・?!

それは、担任の先生が母と娘のための「やまとなでしこ女の子カラダ教室(月経・妊娠・出産の基礎知識)」に、自らが親子でご参加くださっており、その際に先生ご自身がこの授業の魅力を心で感じてくださったからかもしれません。

 

”生まれてきたことが嬉しくくなると、未来が楽しくなる” いのちの授業を、改めて実感してくださる先生が増えることで、もしかしたら、多くの思春期を迎える親子がラクに過ごして行けるのかも?

そんな風にも、こっそり・・期待しております。

 

倉賀野校長先生、近藤先生、風間先生、

保護者の皆様、4年生のみなさん! 今回は、本当にありがとうございました。

取材協力も、大変お世話になりました。

 

尚、この授業の様子は、後日テレビで放送される予定です。

詳しくは、放送日が決まり次第またこのブログでご案内させていただきたいと思います。

 

追伸: 

近藤先生へ

マンマミーア!1月の千秋楽、行って来ます。