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なぜ親から愛されているとわかるの?

今週は、幼稚園児〜高校生まで幅広い年代に命の授業を毎日伝え続けた1週間。

特に、高校での授業【性と生を考える講話】では、472名の生徒達が真剣に前を向いて話を聞いてくれている姿が眩しくて、嬉しくて・・。

本当に女子も、男子も真剣に聞いてくださり素敵でした。

 

終了後に、質問も沢山いただきました。

 

①痛みが少ない出産方法はありますか?

②帝王切開と普通に産むのだったら、普通に産んだ方が良いんですか?

③なぜ各個人が親から愛されているということがわかるのですか?などなど・・。

 

この辺りの質問に関しては、女子大などでも開講している授業を、本当は高校の保健の授業でも受けてもらえるといいんだろうな〜と思いつつ。今回、私からは、妊娠準備クラス講師としてのアドバイスにて回答させていただきました。

 

痛みが少ない出産方法に関しては、本人がどの程度の痛みをイメージしているかにもよりますが、事前に出来る工夫は沢山あります。帝王切開と普通に産む(=経腟分娩)に関する質問に関しては、帝王切開=「病理」、経腟分娩=「生理」ですから、命のリスクは当然帝王切開の方が高くなります。

 

多くの女子が、女性性に深く関心を持ち、自分が持つ「産む力」を知る機会となるのも、高校生向け授業のメリットと感じています。そして、男子には、女子のからだには『いのちの部屋』があるんだと、心で感じ、認識してもらう機会にも。

 

心と、からだと、未来のためにー 

”いのちに後悔しないために”

 

子ども達の性の感性を高める授業、

これから中高生の年代も、もっともっと力を注いで行きたいと思います。

 

最後に、③について。

 

私も、事実はわかりません。恐らく、産むと決めた女性の、その時、その瞬間の気持ちは、周りにいる他人にはわからないと思います。でも、出産教育に携わる中で、虐待したくて赤ちゃんを産んだ人にはまだ一度もお会いしたことがないです。沢山悩んで、涙ながらに悩みぬいた末に、産んでみよう!育ててみよう!愛してみよう!と、前を向いてきた女性にはお会いしてきました。もちろん、その反対の決断をした人にも・・・。

 

受精の神秘や命が誕生する確率(自然流産率と自然妊娠率)を深く知った時、やはり事実ベースではなく、それよりもっと前の真実ベースで『そこに愛はある!』『愛なしに、命は生まれない』と、やはり今もなお思っています。

 

じゃあ、レイプされた女性が命を産むときは…? 

 

話が長くなりますので、この辺で。

ぜひ、この先については大学生向け授業やマタニティ教室でお話したいと思います。